(2005年10月に発足)
先月買った「競馬最強の法則」ですごい記事が載っていた!
その名も「JRA現役「ノド鳴り」危険馬」
内容は素晴らしいもので、今までノド鳴りってもなんだかよく分からなかったのがほぼ解明された感じ!
なのでノド鳴り研究所2としてここに紹介したいと思います。
また、この記事に関しては関西の大御所TM鈴木由希子さんの協力を得た記事なのでご安心ください。(わちきがガセ飛ばしてるわけではないという意味でw)
まず、ノド鳴りというのは4つに大別できるそうです(マジびっくり)
1 喘鳴症(ぜんめいしょう)
代表的な「ノド鳴り」の原因。
前からノドを見て両側にある「喉頭片」のうち、ほとんどの場合は左側の一方がマヒして起こる。
呼吸器症状のある馬のうち67.7%が発症。
調教中に聞こえる「ヒューヒュー」という乾いた音で2のDDSPより治りにくい。
前回のノド鳴り研究所で説明してたのは主にこれ。
そのノド鳴りの代名詞と呼ばれるダイワメジャーが見事天皇賞制覇!
2 DDSP(軟口蓋背方変位)
気管に食べ物が入らないために。人間も馬も「軟口蓋」と「咽頭蓋」という2つの弁でフタをしているが、人間はこの二つが離れて位置してるのに対して馬は接している。このうち、口寄りにある「軟口蓋」が後ろにずれるのがDDSPで、呼吸器症状馬の33.4%が発症。
「グルグル」「ゴロゴロ」「ゼロゼロ」といった湿った音がする。
喘鳴症よりは治りやすい。
ねぇさんこと花岡 貴子さんもこの症状を説明していましたね。
しかし、この二つで101.1%になるということは、、、、
二つの症状を併せ持つ馬がいるということ?
3 エントラップメント
「包み込む」という意味で「咽頭蓋」をヒダヒダのできもののようなものが覆う疾患。
呼吸器症状馬の0.6%しかないめずらしい症状で、知られるようになったのはリンカーンが手術してからだが、有名馬ではほかに、シーキングザパールも手術で克服した。
鉤状カッター切除によって1週間程度で治り、予後は良好。
うは。リンカーンはノド鳴りだと思ったのですが、細かく分類するとそうではないのですね〜。。。しかも、エントラップメントであれば、予後は良好ということなので、ノド鳴りとして考えなくてもいいということに、、、(?)
4 IAD(炎症性呼吸器疾患)
これは一般にいう「ノド鳴り」とは違い、2〜3歳馬がよくかかる「下気道」の疾患。
細菌・ウイルス・飼葉・敷料環境などが原因といわれ、決定的な治療法は確立されていない。
???ノド鳴りとは違うのに紹介されて、なおかつ治療法が無い?
しかも競争力に影響でるのかも書いてない。んでさらによくかかるってw
ちゃんと説明してくれいいい!!!
しかし、どうやらやはり1と2がノド鳴りにあたるらしい。。。
じゃぁ、3・4はなんだんだよという突っ込みは多分研究しているわちきだけw
ノド鳴りは何故起こるのか?
1 遺伝的要因
ダイワメジャーの母スカーレット一族はノド鳴りが多い血統らしい。
マジカヨ!遺伝関係あるのかよおおお!
POGやる人は要注意ですね!
2 大型馬&クビの長い馬
相撲取りにかすれ声が多いのと同じ。
なるほどw
3 調教
ノド鳴り馬にはリーディング上位の有力厩舎に多い。
攻め量が多く、ビシビシ併せ馬する厩舎などに多い。
このタイプは「DDSP」の方が多い気がするとのこと。。。
強くなるための宿命ともいえるらしい。。。
対策。
喘鳴症には手術が一番。
んが、まれに馬装で改善する場合もあるそうだ。
「ノーズバンド」というもので、バンドで口を開けられなくして鼻腔を開かせるものらしい。。。
DDSPには「舌くくり」
舌の根元を包帯で縛るみたい。
なのでパドックでも分かる事があるらしいが、舌グセの悪い馬につけるバンドと似てるので注意とのこと。
アドマイヤムーンのは舌グセが悪い
アグネスプロトンがつけてるがそうらしい。
あとキニナル項目は。。。
馬券上での作戦。
1天候には注意。
乾燥した日・気温5度以下で湿度の低い冬の晴れた日は厳しい。
気温と湿度に注意せよ!
2地理的条件
池のある京都、海の近い小倉・函館はいいかもかも。
3距離的条件
1000〜1200程度なら有酸素運動の必要がないため関係ないことが多い。
こんなとこでしょうかね?
今日はこの辺で。。。